国民民主党、立憲共産社民の枠組みから離脱 独自路線を明確に

国民民主党は4日の役員会で、今後の国会対応に関し、立憲民主、共産、社民の3党と同じ枠組みには加わらないことを決めた。
同時に、立民、共産が中心となってきた野党合同ヒアリングに今後も出席しないことを改めて確認した。
役員会後、玉木雄一郎代表がツイッターで明らかにした。

共産を含む野党共闘から一線を画して衆院選で議席を増やしたことを踏まえ、独自路線をより明確にする考えとみられる。

国民民主は従来、衆院の法案対応などについて原則として立民、共産、社民と協議して決めてきた。
国会開会中は週1回、定期的に国対委員長連絡会議を開催し、終了後は立民の安住淳国対委員長が4党を代表して記者会見するのが通例だった。
4党の枠組みからの離脱には、立民や共産と同列視されるのを避ける狙いがあるようだ。
野党合同ヒアリングは、多数の議員が少数の官僚に詰問する様子がインターネットで中継されることなどから与野党から
「公開リンチ」「集団つるし上げ」といった批判があり、国民民主の議員は、これまでも参加していなかった。
https://www.sankei.com/article/20211104-2JI6ID6SPRIHD…